8月29日(木)~8月30日(金)に,大学等の技術シーズ(研究成果)と産業界のニーズの出会い(マッチング)を目的とした国内最大級の産学マッチングイベント「イノベーション・ジャパン2019 ~大学見本市&ビジネスマッチング~」が東京ビッグサイト(青海展示棟Bホール)で開催されました。
16回目となる今回は,超スマート社会,ナノテクノロジー,装置・デバイス,情報通信, 医療,ライフサイエンス,マテリアル・リサイクル,防災,低炭素・エネルギー,環境保全・浄化,シニアライフ(高齢社会)の11分野について,大学・公的研究機関から創出された400件を超えるシーズ展示,並びに30の大学が組織としての大型の研究成果を展示・発表し,2万人以上の企業関係者が来場しました。
島根大学からは,地域未来協創本部 地域医学共同研究部門の中村守彦教授(代表者)と医学部 Acute care surgery講座の渡部広明教授(共同研究者)が出展し,出雲市商工振興課スタッフとともに,展示ブースに訪れた多くの来場者に説明・対応しました。
展示発表およびJSTショートプレゼンテーション(中村教授)した「地域救急医療を総合支援する情報通信ネットワークシステム」は救急患者搬送時の病院前救護において救命救急士がハンズフリーで容易に操作できる音声認識記録および画像送信システムで,ドクターカーでも活用が見込める本技術は,特許取得済みです。(特許6069600号)
本件に関しては,地域未来協創本部にお問い合わせください。
【問合先】島根大学地域未来協創本部
地域医学共同研究部門
TEL 0853-20-2912 E -mail:cmrc@med.shimane-u.ac.jp