婦人科や泌尿器科での検査や治療の際,患者さんは足台に脚を乗せて医師が十分な視野が取れるような体勢をとります。その際,陰部が露出した状態が続くため,附属病院の医療スタッフから患者さんの羞恥心を心配する声が上がっていました。
 そこで,島根大学地域未来協創本部は,出雲市内の縫製業者(株)松井島根ファクトリーと共同で専用下着の開発を行い,2024年11月20日に共同記者会見を行いました。
 今回開発した下着は,ドレープのパンツに前当てを付けた形状となっています。附属病院にて試験的に利用した際,患者さん・医療従事者双方から「恥ずかしさが軽減された」との回答を得ました。
 会見で,開発を主導した島根大学地域未来協創本部 中村守彦教授は,開発の経緯とアンケート結果を紹介し,「当院を起点として将来的には全国で活用されるようになるといい」と話しました。また,折出亜希講師も,「患者さんの羞恥心が軽減され,医師も使用しやすければ,結果的に患者さんによりよい医療が提供できるのでは」と話しました。
 今後,附属病院の産科婦人科・泌尿器科にて導入し,患者さんの心理的負担が少しでも減るように努めてまいります。
左:松井島根ファクトリー 今岡社長
右:折出講師
質問に回答する折出講師
プレゼンする中村教授
中村教授あいさつ
島根大学地域未来協創本部 地域医学共同研究部門

新しい検査パンツの開発について【11/20記者会見】