島根大学地域未来協創本部 地域医学共同研究部門

 7月6日に益田高校1年生(21名,引率教員1名)を迎え,フィールド学習を実施しました。
 同校はスーパーサイエンスハイスクール(SSH)の指定校で,今年で7年目になります。
 生徒たちは,産学連携により実用化された最新の医療機器を実体験し,積極的に質問を投げかけ担当教員は専門的な内容を分かりやすく説明しました。
 尚,当日は急遽,病態生化学の浦野健教授に講義を依頼し,最先端のGFP(緑色蛍光タンパク質)研究について分かり易く解説していただきました。

〜参加生徒の感想〜
・島根は田舎で技術が遅れていると思っていたが,世界でも有数の先端技術を有しており,高い技術に驚き,誇りに思った。
・「地域のために何かしよう」という意欲が湧いてきた。
・医学への進路は考えてなかったが,医学は思った以上に深く,発見や驚きに満ちていると思った。
・未知の世界を知る事ができ,とても良い体験となった。

【実施した学習】
 ●「ナノメディシン」地域医学共同研究部門 中村守彦 教授
 ●「双方向通信ロボット」医療情報部 花田英輔 准教授
 ●「骨ネジ加工」整形外科 桑田卓 助教

ナノメディシンの実習風景(中村教授)
遠隔地医療の実習(花田准教授)
集合写真
浦野教授の講義風景
骨ネジ加工の実習風景(桑田助教)
益田高等学校フィールド学習教育