9月12日に松江南高校探究科学科1年生(59名)を対象に完全リモート形式でフィールド学習を実施しました。同校はスーパーサイエンスハイスクール(SSH)の指定校で,今年で15回目となります。
今年度も昨年同様に新型コロナウィルス感染症への対応を考慮し,島根大学地域医学共同研究部門と松江南高等学校の2会場をWebで繋ぎ,完全リモート形式で実施しました。
「やさしい医工連携」で開発された医療機器や先端医学研究についてリモートでの講義の後,実体験した生徒たちは,「医学は難しいイメージがあったが、今回の学習で身近に感じる事が出来,興味がわいた。」「医療と直接関りがない分野との連携が大切だと分かった。」「オンラインだったが,実際に体験することもできたので大学キャンパスに行っているような感覚で受講できた。」と感想を述べました。
当部門の研究室配属生(医学科3年2名)もWEB参加し,参加生徒と交流しました。
【実施した学習】
「ナノメディシン」「救急医療」「看護医療」「医療栄養」
担当教員:地域未来協創本部 地域医学共同研究部門 中村守彦 教授
救急医療(マグネット鉗子)の実習
医学科生とのWeb交流
医療栄養(制限食支援システム)の実習
リモート形式での講義(中村教授)
救急医療(音声認識アプリ)の実習
島根大学地域未来協創本部 地域医学共同研究部門
松江南高校探究科学科1年生が完全リモートでフィールド学習を体験しました