平成 24年 5月30日
総合科学研究支援センター 生体情報・RI実験分野
バイオ実験技術セミナー
-プロテオミクスを用いた老化研究の基本と応用-
蛋白質の同定・翻訳後修飾・定量解析法
このセミナーは、大学院医学研究科博士課程選択科目「老化II」「細胞生物学I」「腫瘍生物学III」の講義を兼ねますので、受講生は出席して下さい。
ゲノムの解析が進み、さまざまな技術の進歩と共に、タンパク質を網羅的に分析するプロテオミクス解析も発展してきました。タンパク質の解析はさまざまな分野で用いられ、タンパク質の同定から翻訳後修飾解析・定量、さらには画像解析までその進歩は著しいものがあります。そこで本セミナーでは、老化研究にも役立つタンパク質の解析方法をわかりやすく解説します。
また、老化の研究への応用としてバイオマーカーの検出・定量、リン酸化部位の決定とリン酸化タンパク質の定量解析、イメージングの紹介も行います。多くの皆様のご参加をお待ちいたします。ご多忙の折ですが、奮ってご参加下さい。
日時: 7月3日(火曜日)17:00 ―18:15
場所: 医学図書館3階 視聴覚室
講師: 株式会社 エービー・サイエックス 津幡 卓一 氏
内容 :
1. 老化研究におけるプロテオミクス
2. タンパク質解析の実際
3.
微量タンパク質のリン酸化解析
4.
バイオマーカー検出法
5.
イメージングによる解析法
6.
質疑応答
総合科学研究支援センター・生体情報・RI実験分野
分野長
冨岡 治明
教 授 松本 健一
技術専門職員 福島 正充
お問い合わせ先:福島 正充(内線 2370番)