平成 27年 7月 1 日
総合科学研究支援センター 生体情報・RI実験部門
バイオ実験技術セミナー
-ウイルスベクターを用いた遺伝子導入方法-
レンチウイルスベクターの作製から遺伝子導入まで
このセミナーは、大学院医学研究科博士課程選択科目「老化II」「細胞生物学I」「腫瘍生物学III」「臓器病態学III」の講義を兼ねますので、受講生は出席して下さい。
細胞における遺伝子発現の調節機構と遺伝子産物の機能解析は、医学・生物学の主要なテーマであり、その解析のためには目的遺伝子を効果的に細胞に導入する技術の確立が必須となります。多種多様な遺伝子導入方法が開発される中で、ウイルスが有する感染能を巧みに利用したウイルスベクターは、その導入効率の良さにより培養細胞から動物個体まで幅広く遺伝子導入実験に使用されています。従来、経験を必要としたウイルスベクターの作製は、近年、容易に調製できるようになってきています。今回のセミナーでは、主にレンチウイルスベクターを作製する際のポイントなどを説明し、遺伝子導入実験例を紹介させていただきます。
多くの皆様のご参加をお待ち致します。ご多忙の折ですが、奮ってご参加下さい。
日時: 7月31日(金曜日)17:00 – 18:15
場所: 医学図書館3階 視聴覚室
講師: タカラバイオ株式会社 田中 啓二 氏
内容 :
1. ウイルスベクターとは
2. レンチウイルスベクターの作製
3.
レンチウイルスベクターを用いた遺伝子導入例の紹介
4.
アデノ随伴ウイルス(AAV)ベクターの紹介
5.
質疑応答
総合科学研究支援センター 生体情報・RI実験部門
部門長
原田 守
教 授 松本 健一
技術専門職員 田邊 洋子
お問い合わせ先:田邊 洋子(内線2113番)