2026.06.18-19
2026年6月18日~19日に岡谷鋼機名古屋公会堂にて開催された「第79回日本酸化ストレス学術集会」に、谷戸先生と参加いたしました。
本学術集会では、酸化ストレスに関する基礎研究を中心に、幅広い分野の発表が行われました。
酸化ストレスがさまざまな全身疾患の病態に関与していること、また酸化ストレスへの介入によって疾患の進行や再発の抑制につながる可能性があることを学びました。
さらに、これまで解明されていない疾患の発症メカニズムや病態解明にも、酸化ストレス研究が大きく貢献する可能性を感じました。
特に特別講演では、慢性炎症や老化細胞が認知症、脳血管疾患、糖尿病、動脈硬化、フレイルなど多くの老年疾患の発症や進行に関与していることが紹介されました。
慢性炎症を効果的に抑制する方法が実現すれば、多くの人の健康寿命の延伸につながる可能性があるという内容が特に印象に残りました。
普段の眼科領域の学会とは異なり、眼科医以外の臨床医や基礎研究者の先生方の発表を拝聴する機会となり、
幅広い視点から疾患を捉える大切さを実感するとともに、大きな刺激を受けることができました。
今回得た知見を今後の診療や研究にも活かし、眼科領域における酸化ストレスの関与についてもさらに理解を深め、より良い医療の提供につなげていきたいと思います。
井田 千紗子

