〇初めに

　新型コロナウイルスの影響もあって島根大学を志望しながらも一度も島根大学を訪れたことのない受験生や、そもそも島根県に来たことすらない受験生も少なくないのではないでしょうか？私もそのうちの1人でした。そこで、島根県がどういうところなのか、島根大学の学生生活はどのような感じなのか少しお話ししようと思います！

〇島根県
　都会に住んでいる学生さんからすると出雲市は随分と田舎で不便なように見えるかもしれません。しかし、安心してください。決して生活に困ることはありません！大学から自転車で行ける距離にショッピングモールが二つもあり、映画館もあります。出雲市だけなのか島根県全体の傾向なのかはわかりませんが、カフェがたくさんあります。それも大きなチェーンのお店ではなく個人経営のカフェが多いです！私もたくさんのお店を回ったわけではありませんが、どのカフェもそれぞれ個性があって、おしゃれでとても美味しいです！　

　
　
〇授業紹介

　医科基礎生物学、分子細胞生物学

　私は高校時代物理選択だったので医学部の授業についていけるのかもわからず不安でした。同じように思っている受験生さんも少なくないのではないでしょうか。でも安心してください！一年生の前期の前半に高校の生物を振り返る授業があります！その後分子細胞生物学という授業が始まります。この授業では細胞の働きを目に見えない分子レベルまで学びます。分子細胞生物学を学び終えるころには新型コロナウイルスのワクチンの仕組みも説明できるようになります！

〇英語
　一年生の前期から３種類の英語の授業があります。一つ目は、高校の英語の授業と似たような感じです。現代社会の健康に関する英文が載った教材を使って読解力を身につけます。二つ目は、ネイティブの先生との授業です。授業は基本的に全て英語で行われていて、TOEIC のリスニングをしたり、与えられたお題についてペアで話し合い、スピーキングの練習をしたります。三つ目は、「基礎医学英語」です。この授業では医療英語を覚えたり、医者と患者になりきって実際に英語で診察をする練習をしたりします。覚えなければならない英単語の中には日本語でも知らなかったものもあってとても勉強になります。

〇最後に

　島根大学医学部について少しは知っていただけたでしょうか？島根大学での学生生活は勉強などで忙しくはありますが、自然豊かでとてものびのびと過ごせる環境です。この資料だけで島根県や島根大学を語り尽くすことはできませんが、皆さんと一緒に学べるのを楽しみにしています。