構造解析分野 利用案内

担当者と連絡先

担当者 吉川光寛、今岡 祐子
電話番号 0853-20-2367、内線2367

概要

  1. 1)構造解析分野は透過電顕室,走査電顕室,電顕準備室,超薄切片作製室,実験室,暗室等から構成されています。当分野では電子顕微鏡の試料作製,写真処理等を行っております。
  2. 2)受託業務として試料作製を行っています。透過電子顕微鏡試料は、オートティシュプロセッサーにより前固定されたものをブロックまで当部門で作製します。準超薄切片、超薄切片の作製も行います。
  3. 3)透過電子顕微鏡を使用される方はライセンスが必要です。透過型電顕利用者のカテゴリー(PDF)を参照され、ライセンスを取得して下さい。

料金について

試料作製

準超薄切片 1ブロック ¥300
超薄切片 1ブロック ¥500
透過電顕試料作製(ブロックまで) 1~28種類 ¥2,500~4,000

試薬

2%オスミウム水溶液 1ml ¥200
TAAB812 50g ¥1,000

透過電子顕微鏡 EM002B

 観察  1回 ¥10,000
フィルム 1枚 ¥160
ネガ袋 1枚 ¥4

走査電子顕微鏡 JSM-6510

観察 1時間 ¥200
 試料台  1個 ¥165 

利用方法

1.利用にあたっての注意

  1. 1)構造解析分野は24時間利用可能ですが,一部の機器については保守管理及び事故防止の為,使用方法,使用時間等に制約があります。詳しくは各機器の項を参照して下さい。
  2. 2)初めて使用する場合には他大学などでの経験の有無とは関係なく,機器使用の取り決め,使用後の処置などについて担当者の説明を聞いてから使用して下さい。
  3. 3)使用後は必ず各機器に添付してある使用簿に必要事項を記入して下さい。
  4. 4)機器はいつでも使用できますが,機器によっては予約の必要なものもありますので,詳しくは各機器の項を参照して下さい。
  5. 5)機器使用に必要な器具は各使用者で準備してください。
  6. 6)廃液の処理は島根大学実験廃液取扱規程にしたがい,貯留の必要な廃液は各研究室に持ち帰って下さい。また廃棄物は分別し,各々専用のごみ箱に入れて下さい。
    なお、酢酸ウラン・オスミウム酸廃液は構造解析分野で、貯留しています。廃液の処理をご希望の方はご相談ください。
  7. 7)原則として,構造解析分野に設置してある機器の持ち出しはできません。
  8. 8)各部屋は土足禁止ですので,備え付けてあるスリッパに履き換えて入室して下さい。

2.電子顕微鏡の利用について

  1. 1)電顕フィルムの現像は利用者が自ら現像を希望する場合を除いて,担当者が行います。休日,夜間に写真撮影をされた場合はそのままの状態にしておいて下さい。
  2. 2)透過電顕フィルム(富士FG)はセンターで一括購入し,使用されたフィルム数を3ヶ月毎に集計し,会計課を通じて各々の教室に請求します。
  3. 3)電子顕微鏡の使用時間は表の通りです。
機種 使用可能時間 備考
TOPCON EM-002B 平日9:00~17:00 夜間・休日使用希望の場合は担当者にお問い合わせください
日本電子JSM-6510 平日9:00~17:00 夜間・休日使用希望の場合は担当者にお問い合わせください