生体制御解析分野 利用案内
担当者と連絡先
担当者 | 原 涼子 |
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電話番号 | 0853-88-3061、内線3061(2370) |
概要
生体制御分野には試料の調整あるいは測定及び分析のための主として大型,中型の機器が設置されています。
分光分析を行うための実験室には分光光度計,赤外分光光度計,分光蛍光光度計など各種 分光光度計のほか瞬間マルチ測光システムなどが設置されており幅広い領域,分野での分光分析が行えます。
クロマトグラフィーのための実験室にはガスクロマトグラフ,液体クロマトグラフなどの機器が設置されておりガスクロではFID,NPD及びECD,液クロでは吸光度,蛍光及び電気化学検出法及びフォトダイオードアレイ検出法による定性,定量分析が行えます。
質量分析のための実験室にはガスクロマトグラフ質量分析計(GC/MS),液体クロマトグラフ質量分析計(LC/MS),液体クロマトグラフタンデム質量分析計(LC/MS/MS)及び飛行時間型質分析計(TOF/MS)が設置されており,それぞれマススペクトルの測定や組成分析が行えます。
生体高分子分析のための実験室にはDNAシーケンサー・リアルタイムPCR定量システムなどの機器や遺伝情報処理システム,タンパク質立体構造表示システムなどのソフトが準備されています。
試料調整用の機器としては遠心機,凍結乾燥機,超音波ホモジナイザーなどが設置されており,また実験に必要な蒸留水やフレークアイスも製造しています。
利用方法
- 1)生体制御解析分野は24時間利用可能ですが,一部の機器については保守管理及び事故防止のため,使用方法,使用時間等に制約があります。詳しくは各機器の項を参照して下さい。
- 2)初めて使用する場合には他大学などでの経験の有無とは関係なく,機器使用の取り決め,使用後の処置などについて担当者の説明を聞いてから使用して下さい。
- 3)使用後は必ず各機器に添付してある使用簿に必要事項を記入して下さい。特に細胞内Ca計測システムにおいては、キセノンランプ及びイメージ管の使用時間は正確に記入願います。
- 4)機器はいつでも使用できますが,機器によっては予約の必要なものもありますので,詳しくは各機器の項を参照して下さい。電気生理関係の機器の使用は長期間にわたることが予想されるので,必ず予約をして下さい。予約は各部屋の使用予定表に記入し,使用希望期間が重なる場合は研究者間で調整して下さい。
- 5)機器使用に必要な器具は各使用者で準備してください。
- 6)廃液の処理は島根大学実験廃液取扱規程にしたがい,貯留の必要な廃液は各研究室に持ち帰って下さい。また廃棄物は分別し,各々専用のごみ箱に入れて下さい。
- 7)原則として,機能部門に設置してある機器の持ち出しはできません。
- 8)試料調整室,分離分析室,原子吸光室を除く各部屋は土足禁止ですので,備え付けてあるスリッパに履き換えて入室して下さい。